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ダイハツKF型エンジンオイル消費多いついて2016/9/13記載(2024/02/12随時更新中)
初期のKF型エンジン車両で、買い物や飛ばさない人の車両で3,000~4,000km位でエンジンオイルが消費が
多いという方は、ピストンのオイルリングの固着が考えられます。
何故固着するのか原因は分かりませんし延長保証2016年当時(公にはしない特認保証とでもいうのでしょうか、2016年当時は保証で一部行われていました。ですので延長保証と言う記録が存在しないのです)に成りましたが、何が問題なのかは聞いていません。しかしメーカで何か問題が有るから保証したと言う事です。
あと、走行中60㌔近辺でアクセルワークでカタカタノイズが出る車も有ります。ピストンリングの張力が弱く+ピストンピンが固着気味で首振りして異音(特に冷間時)?酷いエンジンは、シリンダー交換しないといけない事も有る様です。ヘッドを外した時に圧縮上死点の位置でピストンリングが見える程摩耗したブロックも有った様です。L175Sムーブの場合
分解してピストンを見るとオイルリングのスラッジによる固着が見受けられます。打音
打音に付いては、アトレーワゴンのKFDET(ターボ)エンジンで発生しているピストンピンの部分の摩耗による物も有ります。打音の正体動画
こうなるとピストンキット交換修理しかありません。(追加)ショートブロック交換と言う方法も有ります。
ショートブロックで安く64,000円税別で購入できる車種が有る程度決められていますので注意が必要です。因みにS系(ハイゼット・アトレー)とLA100ムーヴは定価の157,000円税別です。この手のタイプの車種の場合は通常ピストンキット40,600円税別で対応しています。
勿論オイル交換は普通にしていましたので、ヘッドもカムもスラッジはあまり見られません。
打音に付いて補足です。
KFエンジンには構造的に2種類の打音が有ります。
- KFDEタイプのNAにはVVT機構(可変バルブタイミング機構)が付いておりここに油圧が掛かるんですが、ブロックからヘッドに油圧配管が有りそのフレア部分にフィルターが付いていてオイルスラッジ等で目詰まりを起こし令寒時オイルの流れが悪い時に油圧が掛かりにくくVVTが油圧不足の為のメカニカルノイズを起こします、エンジン暖気後オイルがサラサラになるとVVTが正常に成る為異音が止まります。修理方法は、フィルターの清掃出直ります。
- KFDETタイプTBにはこの機構が付いていませんので、異音御原因はピストンピンに成ります。(アトレーワゴンの場合)
トヨタ系列ですので、もちろんトヨタの初期型シエンタやポルテ2NZエンジン(ピストンリングは同じ様な物)辺りの奥様買い物仕様がこの様な傾向に成ります。
たまに高速を走行すれば良いと思うんですけどね。若い方が乗ってる車でオイル交換を管理されている車は、オイル消費多いと言う傾向が少ないです。
オイル消費大は、保証延長に成っていますで、要点検必要ですが通常メーカー特別保証6年10万キロ保証が→8年10万キロ(どちらか早い方で終わり)保証に延長【ページ最後の方に解説記載しました】に成ってます。が、現時点2020年で8年経過していますので、殆どの車両は対象外に成っていますので、有償整備と成ります。
8年10万キロ超えた場合は、有償整備
と成ります、瀬谷モータースでは基本的な作業(ピストンキット部品込交換のみ)16万から(ムーブ、エッセ、タント)で行います。ショートブロック交換20万~ ハイゼットやアトレーS系統は別途相談。税別
車台番号をお知らせ頂ければ、概算見積を作成いたします。
20万位の車両代替えするより安心で安くできると思いますので、検討してみてください。
また、閲覧者様の車両のエンジンは、オイル消費が多いタイプのピストンのロットかは別紙参照画像の車体番号で参照ください。
製造年月日が2010年2月生産車以降は、対策済みのエンジンだと言う事でもあります。
しかし、実際にはKFエンジンで安心して乗れるエンジンは、2013年(平成25年)7月以降のエンジンと成ります。これが現在に至るまでKFエンジンの改良最終仕様と成るからです。最終仕様の内容は下記記載内容に成ります。
対策品の変更内容は、オイルリング溝のオイル穴を2.8Φの穴が8個⇒2.1Φ6個にしてリングの張力をアップし更にシリンダーブロックにオイルジェットを追加(下記画像参照)してオイルリング固着防止の対策をしたようです。要はオイルをシリンダーに一杯飛ばし描き落としオイルリング溝にためる方向にした。
対策品の変更内容は、オイルリング溝のオイル穴を2.8Φの穴が8個⇒2.1Φ6個にしてリングの張力をアップし更にシリンダーブロックにオイルジェットを追加(下記画像参照)してオイルリング固着防止及びピストンピンの焼き付き対策をしたようです。要はオイルをピストン内側に一杯飛ばしピストンを冷却しオイルリング焼き付き防止を防止した様です。※注意、S系(ハイゼット・アトレー)には、このオイルジェットを外しブロックオイル通路を塞いで使用する注意事項がメーカーサイド(部品発注時の注意事項)から案内されています。
参考までにオイルリングの役目
オイルリングは、シリンダー壁の余分なオイルを掻き落とし、セカンドリングが補助的な役割を果たします。代表的な3ピースオイルリングは、波形のスペースエキスパンダーとそれを挟み込む上下の薄い板状のサイドシールで構成されます。スペースエキスパンダーが、サイドレールをシリンダー壁に押し付ける役目を果たしています。
ピストン上昇時には、オイルリングの上面からピストンのオイル逃がし穴を通ってピストン裏面内側へ排出されます。ピストン下降時には、オイルリングのオイル逃がし穴と、オイルリング下面からピストンのオイル逃がし穴を通ってピストン裏面内側へ排出されます。
この繰り返しによって、ピストンとシリンダー間に最低限必要な油膜を確保します。
オイルリングが、ピストンリングのフリクションの大部分を占めます。ただし、フリクションを低減するために張力を弱めると、オイル消費が増大するので両者のバランスを取ることが重要です。
ダイハツKFエンジン分解作業その他をYouTubeにアップしていますので、見てください。
瀬谷モータースYouTubeチャンネル HKSチャンネル←クリック
☚こちら(質問が有りますので、補足しますがこの表に各当する車両は対策済みだという事なのでここに入っていない車両は、今後オイル消費が多くなる可能性が有ると考えられます。また、この車台番号に該当していても、オイル消費が多いと言う方もいる様ですので参考までにしてください)
という事ですので、対策済みでオイル消費大は、ピストンリング以外にも問題が有るかも知れませんので、要点検が必要です。
更に言うと構造上何故メーカから何が原因でこの差が出るのかは、聞いていないので分かりません。
※今でもオイル消費多いエンジンは、存在しますので今後も皆様気お付けオイル管理してください。
軽自動車ほどオイル管理が重要な訳は下記画像参照ください。
3段目のリングがオイルリングでここが固着してしまうのでオイルの消費が多くなります。その為オイル上がりによる圧縮リング周りのスラッジが付いてしまった。画像
まだまだ乗れる車でも、オイル消費が早い車は、オイルフラッシング剤を使い洗浄し性能の良いロイヤルパープル等のオイルを使い凌いでいく方法が、一番安い費用対効果かもしれませんが、100km単位で無くなるエンジンは、諦めて車両代替えするか、ピストンキット/ショートブロック交換をお勧め致します。
まず最初に、オイルフラッシングをお試しください。当社で、実績のある遅効性オイルフラッシング剤です。当社ヤフーショッピングモールでも販売中ですのでリンクです。バーダルBARDAHL リングイーズ プラス RING‐EEZE PLUS ←クリック!ヤフーショッピングに飛びます。
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TEL:0120-07-0244 LINE ID:@seyamotors
〒311-0105 茨城県那珂市菅谷591-28
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※因みに、現在の低燃費エンジン車両は、エンジンオイルが消費するのは、普通です。それだけフリクション(クリアランス広くして)を減らして燃費を稼いでいます。
KFエンジンの開発時のコンセプトで一つこういうものが有ります。
機械抵抗の低減策は多くが盛り込まれた。そのひとつとして、タイミングチェーンの構造を5×4枚から4×3枚へと薄幅変更した。それにともなってテンショナーを最適化し、従来構造から余剰張力を削減することに成功している。さらに運動系の機械抵抗低減を図り、ピストンリングの張力を下げている。圧縮比は従来の10.8から11.3へ向上。シリンダーヘッドの点火プラグ周りの水路を変更拡大するなどして、耐ノック性を高める措置をとっている。
燃焼状態は「イオン電流燃焼制御」によって点火プラグによって検知する。燃焼室内の異常な圧力(たとえばノッキング)を検知できることで、EGRの量をぎりぎりまで増やしポンピングロスを低減、燃費の向上に結びつけた。そのEGRについては、シリンダーヘッド内に連通路を設ける高圧式。EGRガスは連通路を経由し、樹脂製のインテークマニフォールド内へ放出される。コストと効能をうまくバランスさせたレイアウトだ。
こんな事も有り、ピストンリングが固着しやすいのかもしれないですね?
アウディーA4でもオイル消費が多い4~5000kmでオイルプレッシャーランプ点灯です。メーカも分かっていてそれによって低燃費を実現しているので、ピストンリングを交換するとオイル消費は無くなりますが、燃費が悪くなります。
燃費とオイル代を考えると、オイル代の方が安いので、そのまま乗ることを選ぶ方も多い様です。
ですのでKFエンジン(他のエンジンでも軽自動車)で8万キロ超えた低燃費エンジンには、5W30以上(消費が多いエンジンは私は10W-30位のディーゼル兼用[洗浄能力強いので]が良いと思います)の粘度をご使用ください。0W-20等0Wの低粘度オイルを使用の場合特別故障していなくても、オイル消費が多くなる傾向が有ります。オイルメーカーの研修会で指導されています。
更にターボエンジンでは、尚更です。KFターボはメーカー指定でも5W-30に成っています。
2021年5月12日
お問い合わせの多くが、メーカーに確認するとKFエンジンの延長保証は過去行っていないと言われていますが、何故瀬谷さんの所では、延長保証に成っているという事に成っているのでしょうかと、お電話頂くことが多いので、私もダイハツ工業にメールで確認しました結果、皆様と同じ様な回答で下記の様な回答でした。
「お問い合わせの件、お調べしましたが、やはりKFエンジンのオイル消費に関する保証延長はなく、KFエンジンのエンジンオイルに関する保証延長は以下の1件のみでした。
・告知:2012年10月
・現象:タイミングチェーン付近からのオイルにじみ
・製作期間:平成23年2月まで (車種により異なります)
・保証期間:新車届出した日から10年 (走行距離は問わず)
・処置内容:液状ガスケットを塗布」
ダイハツ工業としては、KFエンジンのオイル消費多いに付いては、認めていないんです。【公式には】...
ここからのお話は、私の私見ですので注意ください。
- オイル消費が多いエンジンはディーラーでは確認されているので、特認保証で対応していた。この特任保証が「8年に伸びていた所です。」
- この特認は、各メーカでも有る保証(ディーラーできっちりオイル交換していても故障してしまった時等クレーム対応用)で公にされない限られた物の保証整備です。
- 違う案件で言うと当社の中では、トヨタのパールホワイト剥離問題です。これも10年経過した車両でも無料で再塗装してくれると言う物です。トヨタの場合は、一部車種で公式に保証延長されていましたが、そこに該当しない車両【ヴァンガード】でも、やってくれたと言うのがそれに当たります。
- やるやらないの違いは、担当されたフロントの人の力量と言うか、保証整備に精通しているか、サービス本部にいてメーカのロードマンとの話の中で特認を認めさせてユーザーの為にやってくれるという事です。ですのでだれでも受けられる訳でないという事です。自動車業界の闇の部分です。
- 茨城はとてもやさしい会社なので、素直に作業をしてくれています。もちろん現在は保証作業はしていません。くれぐれもお間違いなく。
KFエンジンのまとめ
しかし、実際にはKFエンジンで安心して乗れるエンジンは、2013年(平成25年)以降のエンジンと成ります。これが現在に至るまでKFエンジンの改良最終仕様と成るからです。最終仕様の内容は下記記載内容に成ります。
対策品の変更内容は、オイルリング溝のオイル穴を2.8Φの穴が8個⇒2.1Φ6個にしてリングの張力をアップし更にシリンダーブロックにオイルジェットを追加(画像参照)してオイルリング固着防止の対策をしたようです。要はオイルをシリンダーに一杯飛ばし描き落としオイルリング溝にためる方向にした。
残念ですが、2013年以前のKFエンジン車両をお乗りの方は、オイル消費が多いエンジンです。
オイル消費を今後起こさない様に直すならブロックとピストン(ピストンだけでも大分違います)を交換しないといけないという事に成ります。L系(横置き)車両用ショートブロックが激安に成って64000円税別で購入出来るので、こちらに交換。S系(縦置き)は何故か157000円??税別です。